2026/10/24 17:00

「魚は生臭いから苦手」

そう思っている人に、少しだけ聞いてほしい話があります。

実はあの臭い、魚の定命じゃなくて、多くの場合は避けられるものなんです。

スーパーで魚コーナーの前を通るとき、ふと鼻をつかれることで足を止めてしまう方も多いと思います。「魚=生臭い」というイメージは、実は魚そのものではなく、魚の状態や扬い方、処理の仕方に左右されています。

生臭さの正体(トリメチルアミン)

魚の臭いの中心となるのは、トリメチルアミンという物質です。これはもともと魚の体内に存在する無臭の物質が、時間の経過や細菌の働きによって分解されることで発生します。

つまり、魚自体が最初から臭いわけではなく、時間と管理の仕方次第で、臭いは後からついてくるものです。魚臭さの正体が時間経過と管理の問題だと知れば、対策の介入余地はいくらでもあります。

エサと水質でにおいは変わる

養殖魚の場合、臭いの差はエサと水質に大きく左右されます。養殖環境が悪いと、魚自体の体表面などに臭いのもとになる成分が付着しやすくなります。

配合や給餌のタイミング、水の入れ替え頃度といった日々の管理が、臭いのもとを先に減らすことにつながります。水揚げからの処理だけでなく、養殖中の日々の管理が、臭いの少なさを決める第一歩です。

血抜き・下処理で残さない

養殖環境がどんなに良くても、水揚げ後の処理が雑だと、臭いは残ってしまいます。臭いの大きな原因の一つは、血液です。血液は時間とともに酸化・分解し、臭いの発生源になりやすいからです。

だから、水揚げ直後の血抜ききをどれだけ丁寧に行えるかが重要です。神経と血液をしっかり抜き、血合などを丁寧に取り除く。この下処理の精度が、臭いの残り方を大きく左右します。

届いた瞬間のにおいの話

臭いは時間とともに増えていく性質があります。だから、養殖・血抜き・下処理をどんなに丁寧に行っても、このあとの時間管理が雑だと、臭いはじわじわと後からついてきます。

届いたパックを開けたときに臭いがないというのは、養殖から魚が手元に届くまでのすべての工程で、臭いの原因を一つひとつ潰してきた結果なのです。エサ・水質・血抜き・下処理・温度管理。どこか一つでも手を抜くと、臭いは戻ってきてしまいます。

臭みの少ない養殖真鯛は、この全工程を積み重ねたうえで手元に届けています。「魚=生臭い」と思っていた方にこそ、一度確かめてもらいたい味です。

まず、こちらでお試しいただけますと幸いです。

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