2026/07/13 20:00

うちの冷凍庫の奥に、いつも入れてあるものがあるんです。

誕生日とか記念日とか、そういう特別な日のためじゃなくて。なんてことない水曜日の夜とか、「週末くらいはちょっといいもの食べたいな」っていう土曜日のために、なんとなく常備してある。買い物に行きそびれた日でも、冷凍庫を開ければ何とかなる。そういう「お守り」みたいな存在の魚があるんです。今日はその話をさせてください。

冷凍の食品って、どうしても「非常用」とか「とりあえず」みたいな扱いになりがちですよね。でも実際にお客様の声を聞いていると、どうやらもう少し違う場所で選ばれているみたいなんです。

「え、これ解凍しただけ?」という声

ふく成の魚を食べた方から、よくこんなふうに言っていただきます。

解凍しても、あのドリップ——パックの底にたまる水分ですね——があんまり出ない。身がぷりっとしてる。魚くささがない。脂がちゃんとのってて、口に入れた瞬間に「これ本当に冷凍だったの?」って思う、と。

【真鯛のお刺身、美味しく頂きました。こんなに美味しいのに冷凍でストックできるなんて、本当に便利で助かります。】

冷凍の魚には、やっぱりどこかで「仕方なく選ぶもの」っていうイメージがついて回るんですよね。生には敵わないけど、日持ちするから仕方なく。そう思ってる方、けっこう多いと思うんです。だからこそ、実際に食べたときの「あれ、思ってたのと全然違う」っていう小さな驚きが、そのまま「また買おう」につながっているんじゃないかなと思っています。

この裏側には、ふく成が育ててきた独自の鮮度保持技術「Firesh®(フィレッシュ)」があります。でも、仕組みの説明はいったん置いておきますね。まずは一度、食べてみてほしいんです。細胞を壊さないように急速で凍らせるから、水分(ドリップ)が逃げない。理屈より先に、舌のほうが「あ、違う」ってわかっちゃう。そういう魚です。

忙しい人ほど、助かるみたいで

もうひとつ、よく言っていただくことがあって。骨も抜いてあるし、皮も引いてある。だからほとんど手間がかからないんです。小分けの真空パックになってるので、食べたい分だけ、流水にさらして解凍すればいい。

想像してみてください。金曜の夜、くたくたで帰ってきて「もう今日は包丁も握りたくない」っていう日。ふつうなら「冷蔵庫、何かあったっけ……」ってなるところを、冷凍庫を開けてパックをひとつ取り出して、氷水にさらしておく。着替えて、お茶を一杯飲んでるうちに、もう食べられる。それで、いざ食卓に並べると、これがちゃんと「今日はちょっといいもの食べたな」っていう顔になるんですよ。手抜きした感じがしない。この「ラクなのに、ちゃんとしてる」っていうところに、みなさん価値を感じてくださってるみたいです。

なんでこうなるのか、少しだけ

ふく成では、真鯛やとらふぐ、サクラマスなんかを、お刺身にしたり、切り身にしたり、カルパッチョや西京漬けにしたり、いろんな形に加工しています。魚の種類も食べ方もバラバラなんですけど、根っこにある考え方はひとつだけなんです。「冷凍したものを、お店でさばきたてを買ったのと同じように楽しんでもらう」。言葉にするとシンプルなんですが、これがなかなか地道な仕事でして。

で、その手応えが、ちゃんと数字にも出ているんです。第三者機関(CRC食品環境衛生研究所)に調べてもらったところ、Firesh®で処理すると、旨み成分が最大127%アップして、日持ちは最大30倍まで伸びる、という結果が出ました。「なんか美味しい気がする」じゃなくて、ちゃんと裏付けのある違いなんです。

以前、九州のスーパーの一角で試食販売をやったことがあるんですけど、最初はお客さん、けっこう素通りなんですよ。「また冷凍魚の試食か」くらいの感じで。でも、ひと切れ口にしてもらったあとに「実はこれ、加工の仕方に工夫があって、旨みが増してるんです」ってお伝えすると、「ああ、だからこんなに味が濃いのね」って、パッと表情が変わる。技術の名前を先に出すより、まず食べてもらって、あとから納得してもらう。その積み重ねで、今があるんだと思っています。

どんな時に選ばれてるんだろう

いただく声を眺めていると、使われ方にいくつかパターンがあって、これがけっこう面白いんです。

ひとつは、自分へのご褒美として。予定のない土曜のお昼に、いつもよりちょっといい器を出してきて、お刺身やカルパッチョを盛りつける。冷えた白ワインをグラスに注いで、昼間からちょっとだけ贅沢する。そういう「誰にも見せない小さな贅沢」の相棒に選んでもらってるみたいです。

もうひとつは、贈り物として。母の日や父の日、敬老の日に、「体を気遣ってあげたいな」っていう相手へ。「魚は好きなんだけど、さばくのが億劫で」っていうご両親に、下処理済みの魚を贈ると、すごく喜ばれるそうなんです。「手書きのメッセージ入れてもらえますか」なんてやり取りをしながらお送りすることもあって、そういう細かいところが、贈る側の「これで喜んでくれるかな」っていう安心につながってるのかなと思います。

そしてもうひとつが、ふだんの時短ごはんとして。焼くだけ、和えるだけ、盛るだけ。特別なことは何もしてないのに、ちゃんとした一品になる。さっきも言いましたけど、「今日はもう無理、疲れた」っていう日にこそ、冷凍庫のストックがいちばん頼りになるんですよね。

ちょっと正直な話をすると

お値段は、正直、安くはないです。毎日ぽんぽん買うっていうより、「ここぞという時に」とか「一つ入れておくと安心だから」っていう選ばれ方をしている商品だと思います。実際、いただく声のなかにも「もうちょっと気軽に買えたら嬉しいのに」っていう率直なご意見もあって。

だからこそ、まとめ買いで少しお得になる形とか、定期的にお届けする仕組みとか、もっと暮らしに取り入れやすくする工夫は、こっちもずっと考え続けています。ただ、「払ってよかった」って思ってもらえる中身だけは、これからも絶対に譲らずにやっていきたいと思っています。

一度、解凍してみてほしいんです

「冷凍」って聞くと、ちょっと身構えちゃう方もいると思います。魚をさばくのが苦手だったり、生ものの保存にちょっと不安があったり。わかります。

でも、だまされたと思って、一度だけ解凍してみてほしいんです。ドリップが出ないこと、あの魚くささがないこと。それに気づいた瞬間、冷凍庫のストックに対する見方が、たぶん少しだけ変わります。

今日じゃなくていいんです。今度ふと「冷凍庫に何か常備しておこうかな」って思ったときに、この魚のこと、思い出してもらえたら。それでじゅうぶんです。

まずは試してみたい方へ

初めての方には、いろいろ少しずつ試せる「お試しセット」がおすすめです。ふく成の魚を、いちばん気軽に体験していただけます。

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